【東京の庭園と抹茶】六義園で癒される

東京都文京区にある「六義園」に行ってきました。

六義園は、五代将軍・徳川綱吉の信任が厚かった柳沢吉保により1702年(元禄15年)に造られた「回遊式築山泉水庭園」です。 明治時代には、三菱の創業者・岩崎弥太郎の別宅となりました。1938年(昭和13年)には東京に寄付され、1953年(昭和28年)には国の特別名勝に指定されました。

六義園は大きな池である大泉水を中心に園路が巡らされており、四季折々の景色を楽しむことができます。さらに茶亭の吹上茶屋では、 庭園を眺めながら抹茶をいただくことができます

六義園へ向かう

六義園への最寄り駅はJR山手線の駒込駅(南口)、または東京メトロ南北線の駒込駅(2番出口)で、正門まで徒歩7分です。

六義園へ向かう途中、染井門の前を通りました。

染井門は通常時は閉められていますが、イベント時などには開門されているようです。

六義園に到着

重厚なレンガ塀に囲まれた、六義園の正門にたどり着きました。

門をくぐると、左手すぐに入場券売場があります。そして青々とした木々が茂っており、ここが東京だということを忘れてしまいそうな景色が広がっていました。

入園料は一般は300円、65歳以上は150円です (小学生以下および都内在住・在学の中学生は無料) 。団体料金や年間パスポートもあります。

六義園を歩く

六義園の名は、中国の詩の分類法「六義(風、賦、比、興、雅、頌)」を、歌人・紀貫之が「古今和歌集」に転用した和歌の「六体(そえ歌、かぞえ歌、なぞらえ歌、たとえ歌、ただごと歌、いわい歌)」に由来したもの。

六義園は築園した柳沢吉保の和歌の趣味を反映しており、「古今和歌集」などに詠まれた名勝の景観や、紀州和歌の浦の景勝が映し出されています

園内には六義園に関するパネル展示もあるため、景観を楽しみながら六義園のことを知ることができます。

庭園を楽しむ

内庭大門と呼ばれる立派な門を通り、庭園の中心へ入ります。

内庭大門をくぐると、しだれ桜を見ることができます。

しだれ桜の見ごろは3月末のため、梅雨前のこの時期は新緑で覆われていました。 薄紅色の花を咲かせた桜もきれいですが、緑の葉いっぱいの桜も生き生きとしていて美しいです。

しだれ桜の場所から奥へ進むと、六義園の池である大泉水が見えてきます。

大泉水には、アーチ型の岩島・蓬莱島が浮かんでいます。

蓬莱島は、中国では修行により不老不死となった仙人が住むとされている神仙島のひとつとされており、日本では不老長寿を願い、庭園に取り入れられているようです。1702年(元禄15年)当時にはなく、岩崎家の別宅となってから造られたと言われています。

大泉水の中心には、中の島が据えられています。

そして中の島には、妹山・背山と呼ばれる築山があります。

古くは女性は妹、男性は背と呼ばれており、中の島は男女の間柄を表現していると言われています。六義園のモデルとなった紀州和歌の浦にも、「妹背山」のある島が残されているようです。

中の島からさらに奥へ進むと、渡月橋と呼ばれる2枚の大岩から作られた石の橋があります。

渡月橋の名は、和歌から名付けられたそうです。この日は橋の周りにカメが泳いでおり、訪れた人の注目を浴びていました。

渡月橋の近くには六義園で一番高い築山、藤代峠(標高35m)があります。

階段を上り切った藤代峠からは、六義園を一望することができます。ここからの眺めは本当に爽快です。

藤代峠には椅子もあるため、ゆっくりと景色を眺めることができますよ。

吹上茶屋で抹茶をたのしむ

六義園にある吹上茶屋で、抹茶をいただきました。

奥に椅子があり、庭園を眺めながら抹茶をいただくことができます。

注文した抹茶セット(600円)がこちらです。

抹茶は温かいものと冷たいもの、どちらかを選ぶことができます。 抹茶の他には、冷やし甘酒(300円)や、抹茶シューアイス(180円)もありました。

お茶席からの眺めがこちらです。

広い庭園を眺めながらの抹茶は、とても贅沢に感じます。そしてここが東京とは思えないほどの、のどかな雰囲気に和まされます。 周囲にいた方も、庭園の景色に魅了されながらお茶をたのしんでいました。

六義園で癒された

春はしだれ桜、夏はあじさい、秋は紅葉、冬はツバキなど、季節によって様々な植物や雰囲気を六義園では楽しむことができます。美しい庭園を見ながらの抹茶もおいしいですよ。

皆さんも癒されに、「六義園」に訪れてみるのはいかがでしょうか。

六義園

開園時間/ 9:00~17:00 ※ 吹上茶屋の営業時間は9:00~16:45

休園日/ 年末・年始

住所/〒 113-0021 東京都文京区本駒込6-16-3

アクセス/ 
 JR山手線・東京メトロ南北線 駒込駅 徒歩7分
 都営地下鉄三田線 千石駅 徒歩10分

入園料/一般 300円、65歳以上 150円(小学生以下および都内在住・在学の中学生は無料)

URLhttp://www.tokyo-park.or.jp/