東京都豊島区の要町駅から徒歩5分、祥雲寺の境内にあるカフェ 「ぼうず’n coffee」に行ってきました。
ぼうず’n coffeeは、2017年4月にオープンしました。境内にある庭園を眺めながら、抹茶やコーヒー、お菓子をいただくことができます。
営業日時は不定期で、Facebookにて営業日時が発表されます。ぜひチェックしてみてください。
ぼうず’n coffeeがあるのは東京都豊島区池袋
ぼうず’n coffeeの最寄り駅は、東京メトロ有楽町線または副都心線の要町駅です。要町駅の5番出口から徒歩5分の場所にあります。
隣の池袋駅(C1出口)からも、徒歩8分程度で行くことができます。
要町駅から向かうと、左手側にぼうず’n coffeeのある祥雲寺が見えてきます。祥雲寺の山門の隣には、ぼうず’n coffeeの立て看板があります。
ぼうず’n coffeeに到着
ぼうず’n coffeeのある祥雲寺
看板が立っているところからも入ることができますが、祥雲寺の山門をくぐって中に入ります。
山門の屋根の内側には、天上絵「祥雲」が描かれています。
天上絵を持つ門は珍しいとのこと。祥雲とは「近いうちに良い兆しが見える雲」という意味があるそうです。
山門をくぐった先に見える建物が、本堂(1階部分は斎場)です。
祥雲寺は、1564年(永禄7年)に後北条氏の重臣である江戸城主遠山隼人正景久が、駒込吉祥寺の末寺として創建したのが始まりです。
現在の場所へ移転されたのは1906年(明治39年)、しかし1934年(昭和9年)の火災によって焼失してしまいます。その後檀家とともに復興に努め、現在の本堂は1981年(昭和56年)に建設されました。
祥雲寺には、山門、本堂、斎場、客殿、別邸、墓所があります。
山門をくぐって右側にある客殿がぼうず’n coffeeの入口になっており、その奥の別宅がカフェとなっています。
ぼうず’n coffeeで抹茶をいただく
それでは、ぼうず’n coffeeに行ってみます!
入口付近には立て看板が置いてありました。
裏には、お坊さんのイラストが描かれています。
さあ入口のある客殿の階段を上って入ろう、と思っていたら、階段のそばにはカエルの置物が。
階段を上りきったところにある蚊取り線香にもカエルが。
カエルかわいい…。
客殿に入ると、席の案内とメニュー看板が置かれていました。
「誰もいない場合、カーンてして下さい」とあります。せっかくならカーンとしてみたかったのですが、今回は機会がありませんでした。
メニューは、コーヒーやカフェラテ、抹茶といった飲み物や、どら焼き、あんバタートースト、串団子、白玉宇治金時などのお菓子です。
注文は、メニュー看板の前でとってくれます。その場で会計も済ませ、番号札を渡してくれます。
注文を済ませると、別宅にある席まで移動します。
席は、書院とテラスかを選ぶことができます。今回は、庭園の見える書院に座ることにしました。
書院の様子がこちらです。
畳の部屋に机と椅子が置かれており、奥には庭園が見えます。やはり庭園に近い席が人気です。
テーブル席だけではなく、縁側にも座ることができます。
庭園には、灯篭とつくばいもあります。
テーブル席に座り、庭園を眺めながら注文したメニューを待ちます。
緑豊かな庭園が本当に美しく、池袋とは思えない雰囲気と静かさで癒されます。
ちなみに、書院を入って右側には、水や砂糖、ミルク、おしぼりなどが置かれています。水はセルフとなっています。
注文したメニューは、抹茶(500円)と串だんご(450円)です。
串だんごは、しょうゆたれと、ごまたれの二種類です。この串だんごがおいしい!
だんごはやわらかく、ふわっふわな食感です。しょうゆたれも、ごまたれも甘さ控えめで、さくっと食べられます。正直、もっと食べたかったです。
そして、抹茶で一息。
庭園の緑に囲まれながらの抹茶は絶品です。
ぼうず’n coffeeで癒された
「ときどき開いてる ぼうず’n coffee」。
私は開店10分前に着いたのですが、すでに10人程の列ができていました。開店後も、私が帰るときもお客さんは途切れず、人気の程がうかがえます。
疲れたときは、落ち着けるこの空間に行きたいですね。
皆さんも癒されに、「ぼうず’n coffee」に訪れてみるのはいかがでしょうか。
ぼうず’n coffee
営業時間/不定期営業(Facebook参照)
住所/〒171-0014 東京都豊島区池袋3-1-6 祥雲寺内
アクセス/
東京メトロ有楽町線・副都心線 要町駅5番出口より徒歩2分
JR線 池袋駅 C1出口より徒歩8分